青森旅行(2/3):浅虫温泉「南部屋・海扇閣」さん ― 2015/03/21 23:24
前月に続いてちょいと遠出し、2泊3日で青森へ。
【1日目】
行程:東京10:20発-新青森13:29着(はやぶさ13号)
行程:東京10:20発-新青森13:29着(はやぶさ13号)
新青森13:44発-大鰐温泉14:42着(つがる6号)
宿泊:大鰐温泉「星野リゾート 界 津軽」さん
【2日目】
行程:大鰐10:30発-中央弘前10:58着(弘南鉄道大鰐線普通車)
弘前15:16発-青森15:51着(つがる5号)
青森15:54発-浅虫温泉(青い森鉄道普通車)
宿泊:浅虫温泉「南部屋・海扇閣」さん
【3日目】
行程:青森14:45発-新青森14:50着(奥羽本線普通車)
新青森15:52発-東京19:04着(はやぶさ26号)
2日目は朝風呂でスタート。
朝食は昨晩と同じ食事処で。
昨晩とは違う席で景観も良くなったね。
リンゴジュース。
さすが青森!
昆布〆鯛のお寿司。桜の塩漬け入り。
鱈の西京焼やふのりの味噌汁など。
湯豆腐には菊の花がたっぷり。
食後にロビーでコーヒーを入れて部屋へ。
チェックアウトは12時だけど、観光もしたいので10時頃チェックアウト。
お世話になりました。
あちこちにちょっとしたサービスがあって、スタッフの接客も丁寧で気持ちよく、良いお宿だと思います。
さて、駅まではそう遠くないので送迎はいらないね、歩きますか。
宿を出てすぐの景色。
途中、平川にかかる橋。
のんびり歩いて15~20分ほどで駅に到着。
JRは時間が空くので、弘南鉄道で弘前に向かうことに。
弘南鉄道大鰐線の入り口はJRの大鰐温泉駅の隣。
券売機が見当たらず、そのままホームへ行けてしまったが....どうすりゃいいんだろ。
ワンマンって表示があって、なんかバスみたい。
車内には運賃表や運賃箱があってますますバスみたい。
勝手がわからず駅員さんに聞いたところ、中央弘前駅の改札で精算できるって。
ま、始発から終点までなのでフルに払えば大丈夫か。。
乗り慣れてないので不安に思いつつ、とりあえず乗車。
つり革はリンゴをモチーフにしてるんだろうか。
で、よく見ると東横のれん街とか東急食堂とか...車両は東横線のお古みたいです。
道中、首が鞭打ちになるんじゃないかってくらい揺られて30分ほどで中央弘前駅に到着。
近くの観光案内所で近隣マップをゲット。
さぁ、ぶらぶらスタートです。歩きますよ~。
まずは中央弘前駅にほど近い、最勝院へ。
鐘は自由に撞いて良いみたい。でも、お彼岸で人出も多く、遠慮しとく。
五重塔は国指定重要文化財。
御朱印もらおうかなと一応朱印帳持ってきたけど、寺務所が家の中のような感じで声をかけ辛く諦める。
仕方ない、次行くかと、最勝院を後にして長勝寺へ。
途中にあった栄螺堂。
長勝寺の周辺には禅林街っつうたくさんの寺院が並ぶエリアがあるんだけど、こっちもお彼岸のお参りのせいか、道路はえらいことに。
とにかく歩道という歩道に駐車してるもんだから、歩けやしない。どーなの、これ。
加えて、沿道の杉並木が何とも言えない茶色。
この辺りで花がムズムズ、くしゃみ連発。花粉にやられました。
どうにか長勝寺に到着。
国指定重要文化財の三門。
三門の裏側。
ここは重要文化財がたくさんあるようです。
ここも建物の奥の方に人の気配はしたけど入って行っていいものか悩ましく、御朱印は諦める。
次行こう、次。
長勝寺の入り口から禅林街を見たところ。
それにしても路駐がひどいな。
渋滞による道路混雑+路駐にイライラしながらなんとか禅林街を抜ける。
ひらけたところでふと信号を見ると、う、薄い。
着雪による影響を抑えるためなんでしょうかね。
なんかお腹空いたね。
そういえばアップルパイマップなんかもあって、街全体でアップルパイを推してるみたいなので、アップルパイでもいただきますか。
ってことで、お店を探して歩いてると途中で津軽富士(岩木山)。富士というのもわかるような気がする。きれいな形ですなぁ。
ここは弘前市立観光館。
アップルパイマップに載ってるので立ち寄ってみると、
ミニねぷたの展示。
アップルパイを探してたら、郷土料理をいただけるっつうレストランがあったので空腹に負けてふらり。
B1グランプリでゴールドグランプリにもなったバラ焼きがあったのでチャレンジです。
ご飯が進むタレの味。
軽く済まそうと思ってたのにガッツリ完食してしまった。。。
家内は帆立丼。
かつ丼の帆立版。帆立のフライがイケますな。
外に出ると観光館の裏手には素敵な洋館が。
旧弘前市立図書館だって。
弘前には古い洋館があちこちにあって洋館巡りも楽しみの一つらしいですよ。
我が家はスルーしてますけど。
お腹もいっぱいになったし、一応、アップルパイも買えたので散策再開。
弘前公園に行ってみよう。
お、ここの信号は縦だ。周りを見ると見える範囲の信号は全部縦型。これも着雪を抑えるため?
LEDで本体薄いのにひさしが長いなぁ。雪積もるでしょ..これじゃ。
追手門の方から公園内に入ると
ゆったりしててきれいですなぁ。
これ、両サイドは桜かな。
まぁ、咲いてたらきれいだろうけどね。
有名な桜スポットだし、そのうち写真や映像で見れるでしょう。
しだれ桜。
咲いたらこうなるという写真がありましたが、こんなのが見れるのは1か月後くらいかな。
そして弘前城天守。
桜の季節には必ずと言っていいほどこのアングルの写真を見かけるね。
桜無くても十分きれいだよ。
負け惜しみじゃなくて。
この弘前城、石垣に膨らみが見つかり、崩落の恐れがあるということで改修に入るようです。
今年の桜祭りが終わると天守を曳家で移動して石垣を直すらしく、10年くらいかかるみたい。
来年の今頃は天守は別の場所だって。
その準備ですでにお堀の水は抜かれて埋められてました。
途中、良さげなパティスリーを見つけ、そこでもアップルパイをゲットし、弘前駅へ。
かなり歩いて足がダルダル。
普通車で移動するつもりだったけど、ゆったり座ってアップルパイをいただこうということで、また特急つがるに乗って青森駅を目指します。
車内でアップルパイをいただく。
ル・ショコラというお店で購入したアップルパイ。
美味かったけど、リンゴが柔らかくて、もう少しシャキシャキ感が残ってたら完璧。
青森駅からは青い森鉄道に乗り換えて浅虫温泉駅へ。
到着。
二人とももう足がパンパンだったので、どこにも寄らず宿に直行。
今宵は南部屋・海扇閣さん。
駅から1~2分なので助かった。
団体さんが居てロビーが騒がしい。
ドクターの卵の団体らしいけど、うるさいなぁ、もぉ。
部屋は8階の858.
冷蔵庫は空でした。
館内には売店や自販機があるのでご自由にとのこと。
(自販機は街中のものと同じ価格設定だったので良心的)
とりあえず水回りから。
内湯は温泉らしいです。
部屋は10畳の和室に、
4.5畳の掘りごたつ。
窓からの眺めは、わ~ぉ、おーしゃんびゅーーーーーっ!
左手には岩木山(肉眼でうっすら見える程度でした)、見える海岸線は津軽半島、とか、仲居さんが窓から見えるものを一つ一つ丁寧に説明してくれました。
夕日が沈む時はすごくきれいなんだって。
楽しみにしてたけど、ちょうど日没のころ、水平線が曇って夕焼けは見れませんでした...
前に見える島は湯の島っつう島でカタクリが島中に群生してるんだって。
カタクリの花が咲く4月上旬だけ船で渡れるらしいですよ。
あと、前の海岸には海釣り公園があって4月~10月は気軽に釣りが楽しめるみたい。
今はまだシーズンオフだから関係ないね。。。
一休みしてから宿の大浴場へ。
9階に展望風呂があるということで行ってみたらすごい混雑。
けっこう広い浴場だったけど、洗い場は空いてないしなんじゃこりゃ。
くそ~、うるさかったあの団体か....
ゆっくり浸かる気もしなくなって烏の行水。
さっさと部屋に戻る。
もう、あとは部屋風呂でいいや。
しばらくして夕食の時間。
夕食はお部屋で。
地元の食材を使った献立だそうなので、楽しみ。
おやおや、なんかいっぺんに出てきたよ。
もうちょっと、こう、徐々に持ってきてくれればいいんだけど..
また団体さんの影響でこっちにしわ寄せが来たか。。。
刺身。
ネバドロの一皿は家内へ。
ヘルシー野菜の松前漬けだそうで、これもネバドロ。
でも頑張って食べた。
えらいぞ、おれ。
長芋とゴボウの漬物。
どちらも青森県が生産量日本一だそうです。
地酒の利き酒セットを注文。。。家内がね。
鱈のみぞれ鍋。
帆立他の陶板焼き。
帆立が美味かった。
鴨+サラダ。
白子の田楽。
白子かぁぁぁぁ。
というわけで、白子の部分は家内へ。
自分は周囲のグラタンのようなソースのみいただく。
赤魚の馬鈴薯蒸し。
白いところはジャガイモで、出汁の餡と絡まって美味い。
大根飯とシジミ汁。
デザートは焼きリンゴ。
美味し!
これが一番良かったかも。。
そして食後、この宿にもありました。津軽三味線の生演奏が。
イケメンの若いお兄さんでした。
三味線だけでなく、篠笛もやってくれました。
個人的には篠笛の方が好きかも。
盛り上げようと観客にいろいろと話しかけ~の、終盤は全体が盛り上がっていい感じに。
アンコールにも応えてくれて30分の予定が45分に。
なかなか楽しかったです。
お疲れ様でした。
ステージとしては前日の界 津軽さんのより良かったかも。
さ、今日はよく歩いたし、寝るかな。
明日は青森駅周辺をぶらぶらしつつ帰ります。
※ご注意:掲載内容は旅行/宿泊当時の情報です。
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