修善寺温泉:旅館「新井旅館」さん2009/10/09 17:02

修善寺桂川そばの竹林の小径
宿以外は行き当たりばったりの中伊豆旅行。
【初日】
踊り子115号で修善寺へ。
周辺を散策し、今宵のお宿「新井旅館」さんへ。国の登録文化財のお宿とあって、重厚で歴史を感じるたたずまい。建物は古いけど、清掃はゆきとどいていて清潔感あり、料理もうまい、温泉も良い。ただ一点...水漏れする内風呂だけが残念。おしいっ。

【中日】
伊豆長岡に移動し、仏像好きな家内が楽しみにしていた願成就院を目指す。なんでも運慶作の仏像さん達がいるらしいのだが、改修中で拝めず。どーもよく改修中に出くわすのは我が家の宿命か(--;
今宵のお宿は、以前、TVの旅番組で紹介された「はなぶさ」さん。

【最終日】
チェックアウト時間の11時までまったりと過ごし、踊り子108号で帰路につく。

 

旅館:「新井旅館」さん

今宵の宿は、「新井旅館」さん。
重厚で歴史を感じるたたずまい。

池の鯉

中庭もきれい。大きな池もあり、鯉がゆうゆうと。
有料ではあるものの、廊下に餌が置いてあり、ついつい鯉と戯れる。
まんべんなく餌をやりたいところだが、やはり必ずと言っていいほど、強くてずーずーしー奴がいて、餌にありつけない鯉君に投げても横取りしてしまう。まったくもぉ。。。

天平大浴堂

釘を使っていない総檜作りで、天平時代の建築様式だそうだ。周囲には非常に大きい石が並んでいて、豪快。

お部屋の内風呂

温泉内風呂が付いている「雪の棟」に宿泊。写真は部屋の内風呂。
アルカリ性単純泉で無色透明。お湯自体は良いのだが、設備的にはかなり老朽化?!していて、あちこち修復の跡が...
しかし、その修復もむなしく、お湯を溜めてしばらくするときれいに無くなる。仕方なく、ちょっとずつお湯を流しっぱなしで入る。

夕食1

先付けは秋刀魚の一夜干しと長芋の昆布押し。
お椀は金目や松茸の吸い物。上品な味。

夕食2

お造りはマグロと〆鯖。わさびはさすがに修善寺、本わさびをその場ですりおろしていただく。
焼き物や鰤。その他に海老芋の土佐煮。

夕食3

揚げ物は、海老団子のアーモンド揚げや、椎茸、しし唐など。
続いて、鮭のつみれと胡麻豆腐の炊き合わせ。

夕食4

ご飯、赤出汁、香の物に続いて、デザートは芋ようかんとフルーツ。

朝食

朝食は、3段のミニお重におかずが盛られ、なかなかおもしろい。お造りや焼き魚、がんもの煮物の他、湯豆腐やお浸しなど。
おいしいのでがっつりいただく。

修善寺散策1

宿を後にし、近くを散策。
まず竹林の小径。桂川の横にある遊歩道だが、天気も良く、木漏れ日が何ともいえず、すっごぃ気持ちいい。観光客もそこそこ居たが、人通りが途絶えるのを待って撮影。

修善寺散策2

やはり修禅寺には行っておかないと。当日、葬儀が行われていて境内に大きな受付が..。地元の有力な方でも亡くなったのだろうか、結構大がかりな感じ。
境内でおみくじを引く。なんと大吉。

修善寺散策3

独鈷の湯公園にある湯掛け稚児大師の像。治したいところにお湯をかけると早く治るとのこと。何人か並んでる人がいたので最後尾で待つ。
続いて指月殿へ。北条政子が頼家の菩提所として建立したらしいが、歴史は苦手。とりあえず伊豆最古の木造建築らしいということでそれっぽい雰囲気を感じる。古めかしいおみくじの自動販売機があり、また大吉を引く。
(--)v

※ご注意:掲載内容は旅行/宿泊当時の情報です。